SEIWA BT510 BluetoothカーキットM2
簡単に試用メモ。
今回は、SH-02D(DoCoMo)とF-07C(SoftBank)で動作テストを行った。
取付
カーキットの取り付けは本体にマグネットが内蔵されており、別途金属製のクリップをバイザーに挟み込み、そこに磁力で取り付ける方式となっている。
マグネットはかなり強めのものを用いているようで、かなりがっちりと吸い付き、通常の使用において外れる心配はなさそう。
ただし、磁石が強力なだけに、バイザーにカード類などを挟み込んだりする場合には注意が必要かもしれない。
マルチポイント接続
マルチポイントは、片方がHSPになる似非マルチポイントではなく、きちんと二台ともHFPで接続される。
そのため、それぞれでラストナンバーリダイアルなども可能。
なお、HFP/HSPの他、A2DPプロトコルにも対応している。
充電
充電はMicroUSB。本体には、シガーソケットからのDC充電ケーフルが付属している。
出力は5V 1.5A。出力5Vと言うことなので、別途、汎用のMicroUSB充電アダプタでも充電可能。UCS対応でないケーブルでもOKだった。
androidアプリ連携
この製品ならではの特徴として、メール通知用のandroidアプリが用意されている。
アプリはGoogle Playストアから無料で入手出来る。
アプリをインストールすると、SMS及び、設定したe-mailアカウントにメールが届いた際に、音声で通知してくれる。
仕組みとしては、アプリ自体が簡易メールソフトとして動作し、メールを確認するとSPPでBT510本体に通知を送信している模様。
e-mailの設定に関しては、pop、imapそれぞれにアカウントが設定出来、SSL接続にも対応している模様。
・・なのだが、とりあえず今回、試しに自分のgmailアカウント、及び自宅メル鯖それぞれにアカウント設定を行ってみたが、上手く接続出来なかった。
どのみち、あくまでもメール着信を通知する以外の機能も無く、正直期待した程面白くはなかった(笑)。
PLEX PX-BCUD USBドングル型BS/CSチューナ
今日付けで対応のBonDriverが上がってたんで、満を持して購入。
ちなみに、風見鶏で\6,980。
パッケージは、PX-S1UDと同サイズ。
内容物は、ドングル本体と、ドライバCD-ROM、説明書、あとUSB延長ケーブルが付属していた。
外観
本体は、PX-S1UDより、幅・長さとも若干大きくなった。
また、S1UDはアンテナ端子部が取り外せるようになっていたが、BCUDは埋め込み式となっており、外すことは出来なくなっている。
ドライバインストール
説明書では、ドライバの手動インストールの手順が記載されているが、CDにはEXE形式のインストーラが収録されていた。
インストーラは32bit版と64bit版がそれぞれ収録されている。
とりあえず、Windows7 Pro 32bit環境でインストールを行ったが、手順を微妙に誤ったか、或いはインストーラに不備があるのか、そのままでは上手くインストールすることが出来なかった。
そのため、今回はインストーラ実行中にドライバファイルを抽出し、改めて手動でのインストールを実行した。
インストーラを実行すると、ユーザーフォルダ以下のAppdata\Local\Temp\DrvTempInst??????(不定数)フォルダにドライバが展開されるので、これを適当なフォルダにコピーしておく。
ドライバ抽出後、改めてデバイスマネージャから、ドライバの再インストールを選択し、先ほど抽出したフォルダ以下のドライバを指定する。
ちなみに、今回は32bit版のインストーラを実行したが、64bit版のドライバも一緒に展開されている模様。
上記のフォルダ以下の「Driver」が32bit版、「Driver64」が64bit版ドライバと思われる。
bondriver
デバイスが正常に認識されたところで、bondriverの動作テスト。
今回は、TVTest(Ver.0.7.20)で動作確認を行った。
DTV関係ツールのDTVアップローダから、BonDriver_PX-BCUDを取得。
取得したbondriver(BonDriver_BSCS.dll)をTVTestの実行フォルダにコピー。
後は、TVTestを起動し、該当のbondriverを指定すればOK。
今回は、手持ちの工人舎SCで動作確認を行ったが、特にDrop等も発生せず、綺麗に受信出来ている。
CENTURY LCD-8000DA
8インチXGA(1024x768)の液晶ディスプレイ。
入力はコンポジットビデオ/DVI。
また、本体背面にモノラルスピーカを備え、別途音声入力も備えている。
DVI入力はデジタル/アナログ両対応で、変換コネクタ等を経由することで、HDMI/アナログVGA入力も可能。
パネルの実解像度は1024x768だが、入力に関してはそれ以上の解像度も入力可能。
手元で軽く試してみた限りでは、1080p(1920x1080)の入力も受け付けてくれた。
ただし、表示に関しては、XGA表示固定となり、アスペクト比等は考慮されない。
また、実解像度以下の入力も拡大表示となり、事実上 dot by dot表示は1024x768固定となる。
外部ディスプレイを繋いでみる
以下のモニタでHDMI接続を試してみた。
- SHARP AQUOS LC-32DS3
- CENTURY LCD-8000DA
起動時のBIOS画面は出力されない。
同様に、USBから起動したWinPEやMS-DOS、Windowsインストーラ画面も出力されない。
なので、どうもネイティブではHDMI出力されていない模様。
Windows7環境起動後は、特に追加設定等をすることもなく、問題無く表示される。
デフォルトではマルチディスプレイになっている。
モバイルPCディスプレイが本体液晶、それ以外が外部ディスプレイとなる。
画面のプロパティからHDMIに接続された外部ディスプレイををメインディスプレイに設定出来る。
その場合、最大表示解像度は720p(1280x720)までとなる模様。
開発環境 MinGW(GCC)のインストール
インストーラの取得
MinGWのDownloadsから、最新版のインストーラを取得する。
画面上に
Looking for the latest version? Download
と表示されているので、素直にそれに従って以下のファイルをダウンロード。
mingw-get-inst-20111118.exe (591.9 kB)
自前で探すなら
「Installer」−「mingw-get-inst」以下の最新版を確認する。
MinGWのセットアップ
ダウンロードしたインストーラを実行する。
インストールにはネットワーク環境が必須となる。
使用するRepositoryの選択。
インストーラ作成時点でのVersion(デフォルト)を使うか、最新版を使うかを選択する。
どちらにしても、パッケージ本体はネットワーク上から取得することになる。
「Download latest repository catalogues」を選択して、「Next」をクリック。
ライセンス条項の表示。
「I accept the agreement」にチェックを入れ、「Next」をクリック。
インストール先の選択。デフォルトは「C:\MinGW」
「Next」をクリック。
スタートメニュー項目の作成。デフォルトは「MinGW」
作成しない場合は、「Don't create a Start Menu folder」にチェックを入れる。
「Next」をクリック。
インストールする機能の選択。
デフォルトは「C Compiler」にのみチェックされている。
必要なものにチェックを入れ、「Next」をクリック。
設定内容の確認。
問題が無ければ、「Install」をクリック。
自動的にRepositoryを取得し、パッケージが展開される。
セットアップ終了。
「Display mingw-log」にチェックが入っていると、インストールされたファイルの詳細ログが表示される。
動作確認
基本的には、コマンドプロンプト上での作業となる。
コマンドプロンプト起動後、以下の環境変数を設定。
SET PATH=%PATH%;C:\MinGW\bin SET C_INCLUDE_PATH=C:\MinGW\include SET CPLUS_INCLUDE_PATH=C:\MinGW\include SET LIBRARY_PATH=C:\MinGW\lib
恒常的に使用するのなら、
「コントロールパネル」−「システム」−「システムの詳細設定」
「詳細設定」タブ−「環境変数(N)」
で設定しておいても良い。
CUIアプリの動作確認
//hello.c #includeint main(){ printf("Hello World!\n"); return 0; }
gcc hello.c -o hello.exe
GUIアプリの動作確認
//helloWin.c #includeint WINAPI WinMain(HINSTANCE hInst,HINSTANCE hPrevInst,LPSTR pCmdLine,int showCmd){ MessageBox(NULL,"Hello World!","HelloWin",MB_OK); return 0; }
gcc -mwindows helloWin.c -o helloWin.exe
ポータブル化
パッケージが展開されたフォルダ「C:\MinGW」をリムーバブルメディアに丸ごとコピーする。
コピーしたフォルダに以下の起動用バッチを作成する。
REM MINGWP.BAT SET PATH=%~dp0bin;%PATH% SET C_INCLUDE_PATH=%~dp0include SET CPLUS_INCLUDE_PATH=%~dp0include SET LIBRARY_PATH=%~dp0lib %COMSPEC%
キー入力について
「{、}、[、]」については、物理キーが存在しない。
「<、>」については、キー表記はされていないが
> = Shift+, < = Shift+.
で、入力可能。
クラシック表示
Classic Shell Version: 3.3.0
Windows7のスタートメニューをクラシック表示準拠にする。
また、エクスプローラに「上のフォルダへ移動」ボタンを追加する。
インストール後、以下の通りに設定。
「スタートメニュー」−「Classc Shell」−「Start Menu Settings」
-
- 「All Settings」にチェック
- 「Special Items」タブ
- 「Recent Documents」−「Don't display this item」
- 「User files」−「Don't display this item」
- 「User documents」−「Don't display this item」
- 「User pictures」−「Don't display this item」
- 「Printers」−「Don't display this item」
- 「Show Help and Support」のチェックを外す
- 「Show Log Off」にチェック
- 「Show Shutdown during remote session」にチェック
- 「Menu Look」タブ
- 「Use numeric sorting」のチェックを外す
- 「Font smoothing」−「No smoothing」
- 「Skin」タブ
- 「Skin:」−「
」
- 「Skin:」−「
「スタートメニュー」−「Classc Shell」−「Explorer Settings」
-
- 「All Settings」にチェック
- 「Navigation pane」タブ
- 「Navigation pane style」−「Windows XP Classic」
- 「File Operation」タブ
- 「Enable only in Explorer(improves performance)」のチェックを外す
クロックアップ
CrystalCPUID Version: 4.15.5.452
特にインストーラ等はないので、パッケージをダウンロード後、適当なフォルダに解凍。
フォルダ内のCrystalCPUID.exeを起動。
デフォルトは英語表記となっているので、日本語表記に切り替える。
「メニューバー」−「Language」
-
- 「Japanese」を選択
-
- 「Multiplier Management」にチェック
「メニューバー」−「ファイル」−「Multiplier Managementの設定」
- 「Voltage」覧の下にある「Enable Voltage」ボタンをクリック
続いて、動作周波数と電圧の設定。
-
- Max − 10.0x − 1.000V
- Middle − 6.5x − 9.975V
- Min − 6.0x − 0.938V
設定した三段階で動的にクロックが切り替わる。
F-07Cに搭載されているAtom Z650の定格は1.2GHz。これを600MHzにダウンクロックしている。
放熱にさえ気をつければ、定格の1.2GHzまではオーバークロックしても問題無いと思われるが、トラブル報告も割と散見するので、ネット上で安定動作報告の多い1.0GHz動作までに抑えておく。
逆に、「Min」を600MHz以下にダウンクロックさせることは出来ない模様。
とりあえず、上記の設定でしばらく動作させてみた限りでは、特に問題無く動作している。
動作に問題無いようなので、改めてショートカットを作成。
"C:\Program Files\CrystalCPUID\CrystalCPUID.exe" /CQ /HIDE /RESI
オーバークロック状態で常に動作させるのは、さすがにバッテリがキビしいので、必要時のみ上記のショートカットを起動し、クロックアップする。