MPEG2-VRを無劣化でBDに焼く

 BDAVの仕様を確認していると、いわゆるRDで録画してるMPEG2-VRの仕様自体は、BDAV規格でも許容されてることに気付いた。
 で、もしかしてと思い、TME3でMPEG2-VRのデータを食わせて、BDAV出力をしてみると普通に無劣化で書き出すことが出来た。

 大元のMPEG2-VRのデータは、RDで録画し、ネットdeダビングでPCに吸い出したデータを使用。
 ただし、一部の低レートで録画されたデータについてはBDAVの規格外になってしまうようで、再エンコードが行われた。
 具体的には、SP(MN4.6)で音声M1(AC3 192kbps)のデータの場合、音声のみが再エンコードされた。
 逆に、これまで常用していたMN9.2 音声M2(AC3 384kbps)のデータはそのまま無劣化で書き出しが行われた。

 書き出しにあたっては、PS-TS変換が行われた上で、M2TSにファイル形式が変換され収録される。
 また、当然ながらチャプタ情報などは失われるため、元データのGOPの先頭から再生されることになる。

 このへんRD-X10で機能として盛り込まれてくれるかどうかが見物だな〜(笑)。