PC-P1LAN起動サーバの組み込み

 DLNAクライアント、PC-P1LANはファームウェアを内蔵しておらず、起動時に別途HS-DGL、もしくは起動サーバの組み込まれたPCからファームウェアをDLして立ち上がる仕組みになっている。逆に言うと、スタンドアロンでは使えないクライアントな訳で。
 とりあえず、手持ちでHS-DGLはある訳なんで、それを常駐させとく分には一応起動サーバにはなってくれるんだけど、折角なんでEDENの方に組み込んでおけば、一台でサーバ周りを完結させることが出来る。

 なんだけど、PC用のPC-P1LANのユーティリティーは一緒にMediabolicのDLNAサーバソフトがインストールされてしまうんで、このままだと既存のDiXiMとぶつかってしまう。

 ってことで、PC-P1LANの起動サーバ部分だけを抜き出せないか調べてみたところ、意外と簡単に抜き出すことが出来た。

 単純にインストール後、\Program Files\BUFFALO\PC-P1LAN\bootserverの中身を抽出するだけで、起動サーバが動作する。

 ついでに、ファームウェアの構成は、同フォルダ以下のfirmフォルダにファームウェアイメージが収録されているのも確認出来たんで、これを差し替えれば容易にファームアップも可能になった。ちなみに、ヴァージョン表記はインストールフォルダ内のversionって名前のファイルの中身を参照しているので、こっちも書き換え、或いは差し替えておかないと、起動サーバ管理ツールでバージョンが反映されないので注意。