購入二日目

 昨日に引き続き、検証内容のまとめ。

録音時モニター再生

 録音時には、設定でモニター再生を設定することが出来る。
 一応、再生しながらのバックグランド録音ではあるが、連続再生では無く、バックグラウンドの録音が終了し、次のトラックに移った時点で、モニター音声も次のトラックに切り替わってしまい、殆どイントロドン状態となる(^^;)。
 この仕様上、あくまでもこの機能は視聴しながらバックで録音するといったものでは無く、文字通り録音時のモニタリングと言った位置づけのようだ。
 そういう意味では、大概1コーラス終わる前に1トラックの録音が終わるんで、録音速度の速さが死ぬ程体感出来るかもしれない(笑)。

タイマー動作について

 録音中にタイマーが動作した場合は、タイマー動作が優先され、録音は中断される。
 ただし、anymusicでの楽曲購入の際にタイマーが動作した場合は、anymusicのダウンロードが優先され、タイマーはキャンセルされる。

 なお、予約タイマーは、録音中でも設定可能である。
 また、それとは別にリモコンのスリープボタンで、30分毎のOFFタイマーを設定することも出来る。あらかじめCDの録音やUSB機器への転送・バックアップをしかけておき、自動的に電源をOFFにすると言った使い方が可能である。
 ただし、スリープタイマーは録音時モニター再生がONになっている場合、設定することは出来ない。

本体データのバックアップ

 楽曲の転送と別に、本体データ全体のバックアップが可能となっている。
 バックアップ先はUSBマスストレージクラスだけでなく、LAN経由でWindows共有を指定することも可能。
 バックアップは独自形式で暗号化された複数のファイルからなり、ここらから曲データ単体を取り出すことは出来ない。ざっくりとファイル構成を見てみると、ATRAC3のファイル構成によく似ているので、このへんMAGIC GATEの暗号化システムを利用しているのでは無いかと思われる。
 また、バックアップ時のフォルダ情報も保持しているようで、リストアの際、別の場所にファイルを動かしてしまうとそもそもバックアップファイルを発見出来なくなってしまうので注意が必要だ。

 なお、anymusic等で購入した楽曲に関しては、リストア時に再度認証作業を要求され、楽曲の有効化を行わない限り再生出来ない仕様になっている(らしい)。