データの手動バックアップ
こないだまでのは、データ移行。
今回は改めて内蔵データのバックアップについて調べてみる。
いちお、デフォルトで「バックアップツール」なるものは存在するのだが、スタートメニューのフォルダ構成を変更したためか、はたまた何かのソフトとかちあってるのか、何故か上手く動作しない。
それ自体を確認するにも、IMSW-822の検証のためにも、そろそろ一回フルリセットかましたかったトコなんで、手動でデータの所在を確認することに。
連絡先(電話帳)
まず、連絡先(電話帳)のデータ実体は、
\マイ デバイス\pim.vol
特に隠し属性等はついておらず、標準のファイルエクスプローラでもコピー可能。
このファイルそのものをリストアすることで、csv変換ではバックアップ出来ない個別着信音の設定なんかも保持出来る。
また、名前の通りこれは内蔵PIMの総合データとなるので、連絡先だけでなく予定表など、ポケットOutlook(poutlook)が管理するデータ全てがバックアップの対象となる。
なお、poutlookはデバイスの起動時、スタートアップで予め読み込まれるため、書き戻しの際には注意が必要。
デバイスの起動中、pim.volの上書きや、削除は行えないが、何故かリネームは可能なので、一旦、pim.volを適当な名前にリネームした上で、バックアップしたpim.volを書き戻す。
その上で、デバイスを再起動すると書き戻したpim.volが読み込まれるので、先ほどリネームした元のpim.volを削除すればOK。
ただし、リネーム後、リストア前に連絡先を起動すると、新たに内容が空のpim.volが自動的に作成されてしまうので、注意する。
メール
個人的にW-ZERO3メールとライトメールしか使ってないんで、その二つのみ確認。まぁ、Outlookに関してはActiveSyncで同期取れるし(^^;)。
両方とも、データの実体は\マイ デバイス\Application Data\に存在する。
\マイ デバイス\Application Data\lightmail\ (ライトメール) \マイ デバイス\Application Data\SeeTooMail\ (W-ZERO3メール)
両方とも、フォルダごと丸コピー&書き戻しでOK。
こちらも、特に暗号化等はかかっていないため、標準のファイルエクスプローラで作業可能。
ATOKユーザー辞書
さすがに、W-ZERO3[es]で、本気で物書きする訳ではないので、それほど辞書は鍛えてないんだけど、片手打ち用に特化した単語登録をいくつか行ってるんで、一応バックアップしておく。
こちらも、特に暗号化等はかかっておらず、以下のファイルをコピーするのみ。
\マイ デバイス\windows\ATOKSTAT.DAT
ただし、推測変換のON/OFFの設定については別に保持しているようなので、リストア後、改めて再設定が必要。