BTモデム耐久試験

 と、言う訳で、改めてH11TをBTモデムONLYとして使った場合、どれくらいの時間稼動出来るのかの耐久試験を行ってみました。
 つか、単純に昨日スループット試験の内容をそのまま、H11Tのバッテリーが切れるまで、無限ループさせ続けただけです(^^;)。

 BTモデム通信以外の電力消費を抑えるため、あらかじめクライアントPC(ThinkPad X40)とのペアリングと信頼設定は済ませておきます。
 その上で、液晶を閉じた状態のまま、改めてダイアルアップ接続を行いテストを開始します。

 で、結果。

@Download Log

DL Start = 14:41:17.12 : DL 一回目
DL End   = 15:11:13.23 
DL Start = 15:11:13.25 : DL 二回目
DL End   = 15:41:04.28 
DL Start = 15:41:04.29 : DL 三回目
DL End   = 16:11:05.39 
DL Start = 16:11:05.39 : DL 四回目
DL End   = 16:40:57.90 
DL Start = 16:40:57.92 : DL 五回目
DL End   = 17:10:56.42 
DL Start = 17:10:56.42 : DL 六回目(エラーリトライ)
DL End   = 17:10:56.46 : 以下、無限ループ
DL Start = 17:10:56.46 

〜以下略〜

 てな訳で、最終的に五回目のDLの途中で、電源が落ちました。
 logファイル見る限りでは、大体2時間半程動いてたことになります。

 最後にDLしていたファイルは、128MB中、127MB近くまでDLが進んでました。
 丸ごとDLされた4ファイル分も合わせると、総DLサイズは 670531584 byte。
 これを、こないだ計測した平均スループット70KB/sで割ってみても、所要時間は大体2時間半くらいになりますんで、DLの平均速度についてはさほど変動無く、コンスタントに安定した速度が維持出来てたことが分かります。

 検証作業中は、前述の通り極力データ通信以外の電力消費が起こらないような状態にしてましたんで、実運用時には、も少し稼動時間は下がるでしょう。特に、端末単体の電力消費に於いては、液晶表示が馬鹿になりませんので、頻繁にディスプレイの開け閉めとかしてると、ぐぐっと稼働時間は短くなるのでは無いかと思います。
 とは言え、外で丸々二時間ぶっ続けてデータ転送し続ける状況ってのも、あんま考え難いんで、そのへんはどっこいどっこいかとも思いますが。

 よく言われるバッテリ駆動時間の目安としては、新幹線の東京−大阪間、3時間くらいが目安にされることが多いんで、そういう意味では必ずしも長いとは言い切れませんね。とは言え、2時間以上保ってる時点で、個人的には充分かなぁ、と。まぁ、いざとなれば、3G端末の充電器とかも使える訳なんで、場合によっては乾電池で給電とかも出来んこたないし(笑)。