FLORA230 PC-5NV01-V85DA へのNetBSD3.0インストール
ノートはある意味、自前でUPS持ってるよーなモンなんで、特定用途でサーバ向けに当時、¥4,000で叩き売りされてたのを査収(笑)。
今回、サーバ一式の移行に伴い、久々に引っ張り出し、NetBSDのインストールを試みた。
FROLA230は、CD-ROMとFDDが排他式のカセット構造になっており、内蔵が可能で、この時代にしては珍しくちゃんとCD-ROMブートにも対応している。
ってことで、CD-ROMからのインストールを試みるも、起動不可。つか、CD-ROMからのBOOTそのものは出来るんだけど、NetBSDが自前のMBR読もうとした瞬間に落ちるっぽい(^^;)。
しゃーないんで、FDDに差し替えて、起動FDから再起動。
改めて、ネットワークインストールを試みるも、今度は手持ちのPCカード&カードバス型NICが悉く認識しない(爆)。
うーむ、以前このマシンにNetBSD 1.5.2入れた時は、CF-10Tが問題無く認識してたんだけどなー。まぁ、NICに関してはFDの起動カーネルの問題かとも思うんで、一旦スルー。
幸い、USB CD-ROMがあっさり認識してくれたんで、LF-P767Cを接続し、改めてCD-ROMからインストール。こっちはさしたる問題も無く、成功した。
で、再起動してみたところ、やっぱりNICが認識しない。
Cardbusのカードは一切認識せず、PCカードのNICは認識したり、しなかったり。認識しても、そもそもシステムが完全に起動してからだったりする。これではとてもサーバには使えん(^^;)。
まぁ、このFLORA230のCardBusに関しては、そもそもが使われてるブリッジチップに問題があるようで、当時からWin環境でも、事実上、16bit PCカードONLYで使ってたんだけど、その16bitカードでも不安定ってのはちょっと不可解。
いちお、手元に同型機を複数台確保してるんで、念のため別のマシンにHDDを差し替えて確認してみたけど、同様の症状が出てるんで、少なくとも個体の問題ではなさそうだ。
と言う訳で、ちょっと調べてみた所、どうもNetBSDは最近の版で、デフォルトでCardBusが有効になったらしい。
で、このCardBusドライバがまだ、色々と不安定らしく、カーネルでCardBusが有効になってると、一部の16bitカードが無効になったりするって話を見つけた。どうも、これにハマったくさい(^^;)。
要するに、
で、結果として、PCカードデバイスが全滅と(爆)。
古いNetBSDだと、16bitカードが問題無く認識するってのも、だとすれば道理ですな。
まぁ、このへんCardBus周りの仕様で、挙動変わると思うんで、一概にNetBSDが悪いって訳でもないだろうけど。